いまや院外処方が当たり前の時代となりました。しかしながら永代クリニックでは、あえて院内処方を採用しております。院内処方は実は患者さまのご負担を軽減し、お薬を便利に提供できるという利点があります。以下に簡単ですが、改めて考える「院内処方のメリット」をご紹介いたします。
院内に在庫のない薬剤による治療が必要な場合には、院外処方になる場合がございます。
クリニックを受診される特にご高齢の患者さまにとって医療機関から調剤薬局まで行くのはかなりの負担になります。また具合の悪い患者さまにとっては受診するだけでも大変なところ、さらに移動をして受付から薬の受け取り、会計を行うのはさらなる負担を強いることになります。 院内処方ですと、その負担は大幅に軽減されます。
院内処方は院外処方と比較して処方費用の節約につながります。
院外処方では医療機関でのお会計の他、調剤薬局での受付から会計までの待ち時間もさらに必要になります。院内処方ですと、薬の準備のためクリニック内での待ち時間が院外処方の方よりも少し長くなりますが、トータルとして待ち時間短縮につながるケースも多いものです。
当院近隣調剤薬局にて風邪症状により、内服薬(咳止め、痰きり)2剤+頓服薬(解熱剤)1剤を処方した場合の例をご紹介します。(3割の窓口負担の場合)
〇院内処方の場合 | 〇院外処方の場合(近隣の処方箋薬局) | ||
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調材料 | 11点 | 処方箋料 | 60点 |
処方料+後発品体制加算 | 50点 | 一般名処方加算 | 10点 |
薬剤情報提供料 | 4点 | ||
合計 | 65点 | 合計 | 70点 |
支払い金額 | 200円 | 支払い金額 | 210円 |
〇院内処方の場合 | 〇院外処方の場合(近隣の処方箋薬局) | ||
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負担なし | 調剤基本料1(地域支援2+連携強化+後発調剤加算1) | 111点 | |
調剤管理料(7日以下) | 4×3点 | ||
服薬管理指導料 | 59点 | ||
薬剤調整料(内服) | 24×2点 | ||
薬剤調整料(頓服) | 21点 | ||
合計 | 251点 | ||
支払い金額 | 0円 | 支払い金額 | 750円 |
〇院内処方の場合 | 〇院外処方の場合(近隣の処方箋薬局) |
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200円 | 960円 |
処方1回につき支払い差額 760円
(各調剤薬局により各種加算の違いや
処方内容により金額の違いがございます。)
医療機関の中にある薬局で調剤し院内でお薬をもらうのが「院内処方」です。
医療機関のお会計時に処方箋をもらい、お好きな調剤薬局でお薬をいただくのが「院外処方」です。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
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9:00 - 12:00 (受付は11:50まで) |
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15:00 - 18:30 (受付は18:20まで) |
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